代重ねを捨てた牧場に待っていたのは、恐ろしい呪いでした。
駄馬作ってばかりで全くミココロが出る気配のなかった我が牧場に、ついに繁殖ババアがやってきました。持ってきたのはミラノシアン。アドマイヤマーズの母馬ヴィアメディチがモデルの馬です。
ぶん回してようやく来たババアが持ってきたのがミココロじゃないことに腹が立ちましたが、せっかくの強そうな牝馬なので買ってアドマイヤマーズの再現配合を産ませまくることにしました。
翌年にはコントレイルの母馬ロードクロサイトがモデルのローズティンテッドも購入、こちらに付けまくるのはもちろんディープインパクトでしょう。
さて、それなりにコメントが付いた馬の1頭目がデビュー。マーズの再現です。
ところがよりによって「この馬は芝が苦手なようです」の宣告……そんな〜。早熟ダート馬とかどう足掻いても使うとこ無いですね。
そのうち次の期待馬が出るか、と諦めてダート重賞を拾わせて引退してもらいました。しかしろくなコメントが出ない出ない。
萎えかけていたところに、2歳セリにマリアライトの再現配合が上場。再現配合が跳ねるまでの場繋ぎで楽しめそうだったので、落札してしまいました。お値段1億8000万円也。
せっかく可愛らしい名前をつけたのですが、どうにもG1では足りない馬で重賞拾いになってしまいました。
引退後、入れ違いで2頭目のアドマイヤマーズが入厩。スピコメは貰っていてそこそこやれるか?と思っていたところ、朝日杯FSをなんと完勝。
ブックフルもようやく解除。やっとスタートラインが見えてきた。
明けて3歳、始動戦の毎日杯惨敗でシャドーロールを勧められて覚醒したのか、それともサトノダイヤモンドが詰まってくれただけの棚ぼたか、皐月賞とダービーを連勝。もちろん、作中のダービーは初制覇です。
調子が良かったのはここまでで、最後の2戦は衰えが隠せず引退しました。おまけに遅すぎるブリンカー提案。今じゃねえ!!!
パラメーターも微妙でした。ダービー勝ったあたりで適当な名前にしたことを後悔していましたが、この弱さなら未練はないです。
結局、マーズの再現で活躍したのはこの2頭だけという悲しい結末を迎えました。他の馬は揃いも揃って塩コメントで、ミラノシアンも早逝。野に放たれたかつての所有馬の怨念でもこもっているんでしょうか。
代わって産まれてきたコントレイルの再現配合ですが、
なんと産駒が重賞を勝ったのはこの1回だけ。ローズティンテッドは早逝と言うほど早く死んだ訳ではなく、ただ駄馬と虚弱馬を量産しただけというマーズの何倍も悲惨な結末を迎えることになりました。このコンワカモリがBCで印の割にそこそこ走ったのだけが救いです。
もぬけの殻となった牧場に続いてやってきたのは、サリオスやサラキアの母、サロミナがモデルのラサンティ。そしてダビスタで唯一白毛一族を広められるホワイトショコラ。またミココロじゃないんかい……
「勝浦を乗せる」というだけでヨシオっぽい名前をつけられたかわいそうな馬は、なんと阪神JFで一世一代のムラ駆け。その後はパッとしなかったものの、なんにせよG1馬になりました。
ホワイトショコラからもG1には手が届かないものの重賞は拾える馬が1頭は産まれ、牝系も何とか繋がったので楽しめてはいるんですが。
とにかく、ミココロが来るまでに金や施設を集める作業はまだまだ続きそうです。きびしー