<ドクペ杯:追い切り>
テンマボート(牡6、内藤繁)は熊沢騎手(レースは田原)を背に坂路で6ハロン84秒9-ラスト11秒6をマーク。併せたスターペイント(古馬オープン)の内から反応良く並びかけ、絶好の手応えのまま併入した。
見守った内藤師は「いつもと変わらない仕上げをした。20年は先のレベルにいる馬が相手だが、ウチのもロンシャンで皇帝を負かしているからね。あとは全部成貴に任せる」と満足げだった。
美浦では、フェブラリーS2着以来のエイシンスイセイ(牝4、飯塚)が、初コンビを組む岩田康騎手を背にWコースで5ハロン66秒1-ラスト11秒5の好タイムを馬なりでマーク。軽いゴーサインだけでスッと加速し、外エリモトレボロ(3歳OP)と併入、内ゾノカフェ(古馬3勝クラス)には1馬身先着した。
飯塚師は「ジョッキーが何を言っているかはあまり聞き取れませんでしたが、とにかく前走後も馬は元気いっぱいです。この後はドバイ遠征も控えていますし相手は手強くなりますが、まずは自分の力を出し切って欲しいです」と控えめに語った。