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【Bスポ競馬】[2213年POG]世代初Vヘルトレイン 『2・3歳のテストファーム』復権へ【激突競馬リーグ3+】

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 3週、門別競馬場11Rで行われたJRA認定スーパーフレッシュチャレンジ(2歳・ダ1000m・12頭立て)は、ハナを主張した山村天斗騎手騎乗の1番人気ヘルトレイン(牡2、栗東・守屋徹平厩舎)がゴールまで逃げ切り、4番人気サキソオキシダンに1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分02秒4(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に3番人気ギミックカーテンが入った。なお、2番人気フレッシュミントは4着に終わった。

 勝ったヘルトレインは、父デルフリスコス、母ヘプタ、その父タピットという血統。
 

 

◆2歳馬走ればテストが儲かるーー。往年の格言を彷彿とさせる逃走劇は、2歳・3歳馬の活躍が光った草創期テストファームの復活を予感させた。

 上がり1F12.9と出走馬随一の能検タイムを叩き出したヘルトレインは、旺盛な前進気勢に身を任せマイペースな逃避行。鞍上の絶妙なペース配分で道中スローに落とし込んだ地獄行きの機関車は、直線でも脚色は鈍ることなくまんまと逃げ切り単勝1.5倍の支持に応えた。

 「他に行きたがる馬がいなかったのが良かったです。でも、ペースが上がってもやれるだけのレースセンスはありそうですよ」と山村天は愛馬の奮闘を称える傍ら、守屋徹師は「良化途上で能力の半分くらいしか力を出していない。それで勝つのだから大したものだけど、相手が強くなってからどうかな」と先を見据えた慎重なコメント。しかし「最初の新馬戦を勝てたことは素直に嬉しいよ。これから使える舞台も多いし、兄に続いて大きいところ(次走はフラッシュSを予定)を取らせたい」と直ぐに表情を弛めた。

 全兄にはGI2勝を含む重賞5勝を挙げたキンタローアメがいる良血馬。兄同様、守屋徹厩舎には『金太郎飴』のようによく似たテストファーム産まれの2歳馬がおり、こちらは「スピードがあっていかにも芝向き」とのこと。調教をつけている山村天も「みんなで大舞台に挑めれば、言うことないですね」と黄金期再来に手応えを掴んでいる様子。世代一番星を掴んだヘルトレインは、早くも次なる決戦に向けて発進している。(大屋 友紀奈)