2日、東京競馬場で行われたドクペ杯トライアル(3歳上・重賞・芝2400m・上位6頭に本戦出走権)は、後方2番手でレースを進めた岡部幸雄騎手騎乗のミライシアトル(牡6)が、直線で馬場の中央から脚を伸ばし、外から先に抜け出そうとしていたサニードロップ(牡5)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒9(良)。
さらに1/2馬身差の3着にストームイールド(牝4)が入った。なお、テンマボート(牡6)は6着に終わった。
勝ったミライシアトルは、父ミライハワイアン、母ヤマテゲイト、その父ミライという血統。"天馬二世"の異名に違わぬ豪快な走りで本戦切符を掴んだ。
田原成貴騎手(テンマボート=6着)「五分のスタートも、ハナを取り切れず控えざるを得ない競馬に。それでも内々で立ち回れた分、最後までしぶとく脚を使ってくれた。(ギリギリでの予選通過に)ホッとしました」