【本紙・水上の見解】
10日の佐賀・西日本ダービーにショウガタップリ（金沢）が出走する。潰し合いを避けるべく2強は揃ってこちらへ登録してきた。昨年はクリスタル賞の1・2着馬が既存勢力を封じたが、今年4連勝で制したフラフは態勢整わず回避。ここを使っての出走は春の実績馬1頭のみと、至って平穏ムードだ。
⑦スマイルミーシャが4度目の重賞Vに向けて視界良好だ。前走は古馬B1級を相手に楽勝と、力の違いを見せつけた。ここまで、敗戦は馬体減に不利にも見舞われた菊水賞の2着ただ1度のみ。もはや圧倒的実力には逆らえまい。不動。
これに唯一土をつけた菊水賞馬⑤ベラジオソノダラブ。竹村で勝った兵庫ユースカップからも休み明けで割り引く必要は無い馬だし、実際追い切りもよく動いている。とはいえかなりの急仕上げである点は否めない。当日馬体の絞れ具合には気を配りたい。
共に前走不完全燃焼に終わった①ブエラフェルテと③マルグリッドは、2強がどれだけ早めにやりあってくれるか。展開の助けは必要そうだ。人気の一角に推されそうな⑧スネークアイズは久々の千七、終いまで集中して走れるかが鍵。
【大屋友紀奈の特注】
本日8R・10RはヤングジョッキーズシリーズTR園田が開催されます。地方所属騎手の注目は合林海斗J（佐賀）。両レースとも騎乗馬は勝ちみが遅く、かと言って派手に負けもしない。手堅く上位でまとめればファイナルへの望みが繋がるか。長尾Jは高知への期間限定騎乗前ラスト開催中、10R⑩マーティンヒルは十分にチャンスのある馬だ。勝利で胸を張って武者修行へ。
メイン推奨④カレーパン、ぶっつけ本番も春は上位クラスで常に好走。
