【本紙・水上の見解】
飛車角落ちの千葉ロッテマリーンズがクライマックスシリーズ1stステージを突破。ファイナルステージは更に厳しい戦いが予想されるが、もとより失うものなど何もない立場である。勇猛果敢に立ち向かう白黒の男たちを応援しよう。
この路線のエース・イグナイター不在の地元勢。別格のブラックストームには逆らえないか。アフター5スター賞は終始詰まりながらの4着と、決して上手く乗ったと言い難い中で非凡な走りを披露。今なら重賞でも目処が立ちそうで、初めての長距離遠征さえこなせれば。
どんぐり地元軍の大将格はパールプレミア。前々で運べれば崩れることは少なく、不利を受け敗れた昨年の借りを返せる状態にある。イナズマテーラーはようやく終いまで集中力が続くようになった。ここ目標に仕上がりも良く、得意舞台で真の実力を見せつけるか。
ヴァヴィロフは柿生スプリントを見送って勇躍参戦。これまで重賞では持ち味を発揮できていないが、近走は平場で調子が良さそう。園田巧者ダノンジャスティスに古豪ベストマッチョ、さらに明らかな格下だが浦和B3で連勝中のワラなど、遠征馬は連下候補まで実に多士済々だ。