本紙・水上の見解
本日笠松は重賞・ぎふ清流カップ。兵庫勢は大挙4頭が遠征、対して地元東海勢からはイグナイターの野田オーナー所有馬が2頭スタンバイ。メインレースの前から熱戦に期待したい。
1ヶ月後のFCスプリントを前に、同距離のスーパースプリントが前哨戦。今年はB1までの3階級で争われ、斤量差は最大8kgと別定ながらハンデ戦さながらの波乱ムードが漂う。
②エイシンビッグボスの前走は発馬での躓きが痛かった。ここで余分に脚を使わされた分で終いも甘くなったか。56kgで走れることだし、久々重賞Vに向けてしっかり勝ち負け、4ハロンに目処を立てたい。初条件でも短距離戦線で発揮してきた能力を信頼する。
B1馬③メイプルシスターが好調・最軽量生かして迫る。3連勝中の勝ち時計は全て49秒台で適性は抜群。一気に6kg背斤量が減るが、格上相手でも行ききってしまえば面白い。
同馬主の良化続く⑨メイプルグレイトは背負い慣れた58kgで出走。前走負かしたビッグボスが更に1kg軽くなる上軽量馬も多数で、持ち前の先行力を発揮するには出足が鍵を握りそう。昨年FCスプリントはスタートで足を滑らせ撃沈したが、五分に決まれば地力で。
姫路800を2戦2勝の⑦ディスケガウデーレ、820[5-3-1-1]の⑥イズジョードリームの実績はこのメンバーでも見劣らない。
大屋友紀奈の特注
24日2R、兵庫競馬でも2歳初出走がスタート。世代最初の新馬勝ちを収めたのは山口ステーブルのダイジョバナイ、頭数揃わず不成立続きも6馬身差快勝と見事「大丈夫」の一発回答でした!
A2昇級後2走大敗の④パー。B1と異なり序盤から競りかけてくる相手を前に、自分の競馬ができていない印象です。メンバー強化にはなるものの、52kgを武器にハナを奪えばチャンスは十分。調教の動きも良く注目です。